2019年7月期事業報告
1、事業の成果
特になし。
2、事業の報告
■海外の医療施設への手術手技を中心とした指導及び手術支援
【施設名:Yangon general hospital(ミャンマー)】
★1回目
・期 間:2018年11月25日~11月30日
・訪問者:東京女子医科大学病院 心臓血管外科医師2名/麻酔科医1名
・支援内容: 手術手技指導
低侵襲手術やオフポンプ冠動脈手術を7例実施
手術手技及び、心臓麻酔、人工心肺操作の指導を行った。
★2回目
・期 間:2019月2月7日~2月9日
・訪問者:《小児チーム》東京女子医科大学病院 心臓血管外科医師1名/麻酔科医1名/ME1名
・支援内容: 手術支援(YGHより依頼)
小児チームによるVSD repair 1例、ファロー四徴症手術1例、
エブスタイン奇形手術1例の計3例の手術を施行
★3回目
・期 間:2019年5月19日~5月25日
・訪問者:東京女子医科大学病院 心臓血管外科医師2名/麻酔科医1名
・支援内容:手術手技指導
オフポンプ冠動脈手術を9例実施
手術手技及び、心臓麻酔の指導を行った。
【施設名:Khon Kaen University Hospital】
・期 間:2019年1月31日~2月1日
・訪問者:東京女子医科大学病院 心臓血管外科医師2名/麻酔科1名
・支援内容: 手術手技指導
オフポンプ冠動脈手術を3例実施
手術手技及び、心臓麻酔、人工心肺操作の指導を行った。
【施設名:Mahosot Hospital】
・期 間:2019年2月3日~2月4日
・訪問者:東京女子医科大学病院 心臓血管外科医師2名/麻酔科1名
・支援内容: 現在のラオスの医療技術等について確認し、今後可能な支援内容を検討。
■本邦での海外医療スタッフへの研修サポート
東京女子医科大学病院にて研修のため支援病院から来日。
・2018年12月(1か月)KhonKaen Universityより心臓血管外科医師1名 術前術後管理及び、Off-pumpバイパス術の手術手技の研修
■海外での研究会等参加
【タイ】
・研究会名:KKU OPCAB MEETING 2019
・開催地:Queen Sirikit Heart Center of the Northeast, KKU, Thailand
・期 間:2019年1月31日~2月1日
・発表者:東京女子医科大学 心臓血管外科 新浪博士医師・森田耕三医師
・参加者:東京女子医科大学 麻酔科 土井健司医師
【ラオス】
・研究会名:7th KKU-MAHOSOT CVT MEETING
・開催地:Thavisouk Hotel & Resort, VangVieng, Laos
・期 間:2019年2月3日
・参加者:東京女子医科大学 心臓血管外科 新浪博士医師・森田耕三医師
東京女子医科大学 麻酔科 土井健司医師
■病院支援事業について
現在JICAが手掛けている、『ヤンゴン新専門病院』の建設事業において、当法人も開設に携わっており、現地JICAミャンマー事務所及び国内のJICA事務所とも打ち合わせを重ね、2021年の完成へ向けて、引き続き動いております。
また、2018年10月3日付けにて、当法人理事の新浪博士医師が「ヤンゴン新専門病院(仮称)心臓外科にかかるJICAミャンマー事務所長付アドバイザー」となり、引き続き心臓外科領域における医療技術及び医療機材等の専門的・実務的な観点よりアドバイスを行っていく予定です。
新専門病院建設により、ミャンマーの医療水準も今後高度化し、それに伴う医師の育成にも今後さらに力を入れ、日本の高い医療技術を習得できるよう、研修サポート及び指導をして参ります。
JICAプロジェクト以外にも、アジア諸国の医療サービス向上のため、これまで以上に、医療サービスや医療技術支援、医師育成の為の本国での研修や留学生受け入れ支援などに取り組んでまいります。
3、事業報告の附属明細書
特になし。
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